熊谷市 「家で勉強できない生徒」の成績を上げる小学生・中学生専門塾

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家で勉強出来ない子ってどんな子?

「家で勉強出来ない」と一言で言っても、実は様々です。今日は「家で勉強出来ない」とはどんな事なのかをお話出来ればと思います。ちょっとでも当てはまるなと思ったら、生活習慣や勉強の仕方などを見直すきっかけにしてください。

 

言葉通り全然勉強しない

 おそらく「家で勉強出来ない」と言われてほとんどの方が思い描くのはこのパターンの子だと思います。

  • ずっとスマホをいじって友達とLINEなどのSNSに無限に時間を使う
  • 部活ばっかりしていて家では寝てる
  • テレビや動画をずっと見ている
  • 深夜までゲームをしていて昼間はいつも眠そう
  • 学校のワークはテスト前に答えを丸写しで提出

 勉強しない子の中でも最も目先の欲求に忠実で自己管理力の低いパターンと言えます。こういった生活を続ける期間が長ければ長いほど「今が楽しければいい」という発想が強くなり、自分の将来に目を向けることが出来なくなっていきます。

 実際に、こういった子供に将来どうしたいのかを訪ねると、ほとんどすべての子が「特に無い」と答えます。

 何になりたいのか決まっていなかったとしても、将来大人になったときに「あのときもう少し頑張っておけばよかったな」なんて後悔せずに、自分の将来を自分の意志で選択して生きていきたいのなら

今すぐに生活習慣を見直す必要があります。

スマホがあって勉強できないなら即解約しましょう。

部活を言い訳に使って勉強しないなら、部活を辞めましょう。

 

 

やってるのに結果が出ない

 面談等でお話を聞いていると意外に多いのがやってるのに結果が出ない子です。親御さんの目から見ると決してサボっているようには見えないのにテストの結果は出ないという子です。このような子はいくつかのパターンに分かれます。

 

やってるフリのパターン

 「勉強しなさい!」と事あるごとに親御さんから言われて、やっている子に多いのがこのパターンです。これは、決して本人の意志で勉強しているわけでは無く「言われるからやっている」だけのためこういった事が起こります。

  • だらだらと漢字や単語の練習 ※覚える気は無いのでただの作業になっている
  • ぼーっとしてるだけ ※指をいじったりペンを分解したりして時間をつぶす。
  • 一つの問題を何十分もながめている。 ※考えているフリ
  • 何も考えずにせっせと答えを書き写している

 このタイプの子は、本音では「勉強したくない」と思っています。でも親がうるさいからしょうがなく机に向かうのです。しかし、机に向かったところで勉強する意欲は無いので、とにかく時間が過ぎるのをただじっと待っているだけです。特に自分の部屋に閉じこもってやる子は何にもやっていないことが多いです。

 だから、一見すると何時間も机に向かっているように見えても結果は出ません。時間の割に勉強量が極端に少なかったりする場合や、今日は何を勉強したの?と聞いてもきちんと答えられなかったりする場合はこのパターンの可能性が大きいです。

 

過干渉付きっきりパターン

 ご家庭で学校内容の勉強を教えることが出来る場合におこりやすいパターンです。とにかく親御さんが付きっ切りで一から十まで教えてしまうのですが、どんなに教えてもダメなんですとよく相談されることが多いのがこのパターンです。なぜ、そうなってしまうのかは主に以下のような事が考えられます。※このパターンの場合、自分の教え方が悪いのではと気にされている親御さんがとても多いのですが、それは違います。

  •  自分の頭で一切考えなくなってしまう。
  •  誰かが付きっ切りじゃないと何も出来ない、もしくはやらない。
  •  出来ないのは教えてくれないからと他人のせいにしてしまう。
  •  わからない問題があると教えてくれるまでぼーっとしてる

 これは、1:1の個別学習塾や家庭教師でもよく起こる事です。付きっ切りで教える学習は、本人も最も「わかった感」を得ることが出来ます。でもそれははっきり言うと錯覚でしかありません。誰かが先回りして教えてくれるからこそ出来るのであって実際には実力では無いからです。

 小学生くらいの頃はそれである程度の成績を維持していたとしても、中学生になり、親御さんがあまり付きっ切りで教えなくなると、とたんに大幅に成績が下がるのはそのためです。

 しかも、こういった学習を続けると、教えてくれるのが当たり前になってしまうので、ほとんどの生徒は、わからない問題があると自分では一切考えずに、教えてくれるまでぼんやりと待っているようになります。

 そうなってしまうと、自分の力で立ち向かわないといけないテストでは全く歯が立たなくなります。

 教え方が悪いのではないんです。教えすぎなんです。

 勉強は、何かわからないものがあったときにそれをどうやって解決していくかという問題解決力を養うためのものでもあります。でも大人たちが寄ってたかって先回りして問題を解決してあげちゃったら何にもならないんです。

 時間はかかっても、そのわからない問題をどうやって解決するのかを自分の頭で考えさせるようにしていく必要があります。

 

やりかたが間違ってるパターン

 誰に言われるでもなく自分で時間を作って毎日勉強しているのに結果が出ない子も居ます。この場合はほぼ間違いなく勉強のやり方か内容に問題があります。

  • 学校で書いたノートを綺麗に清書したりまとめなおしている
  • 同じ漢字や単語を何十回も練習している
  • 教科書の太字にマーカを引いた後にそれをノートに書きだしている
  • ワークをとにかく自力でやる

 勉強の基本的な流れは、①自分の出来ないところを見つける ②出来ないところを出来るようにする という流れだと思いますが、このタイプの子はとにかく何かをまとめたりといった「作業」に膨大な時間を費やしてしまうため、肝心の出来ないところを見つけたり、覚えたりといった事が出来ていない可能性が高いのです。

 また、学校のワークや問題集なども丁寧に解く事に気を使いすぎるあまり、わからない問題を解くのに何時間もかけたりして時間の割に効率の良くない勉強をしています。

 こういったタイプの子の場合は、基本的には勉強しようとか成績を上げたいという意志が有り、そのために努力しようという熱意もありますので、正しい勉強の方法と努力の仕方を身につける事で劇的に成績が変化していきますので、一生懸命にやっているのに結果が伴わない場合には一度、自分の勉強方法や内容を見つめなおしてみると良いでしょう。

 

まとめ

 「家で勉強出来ない子」のほとんどのパターンに共通していることは、勉強に対して受け身であるという事につきます。誰かに言われるからしかたなくやる、というような姿勢ではなかなか結果はついてきません。

 これは大人の仕事の世界でも同じだと思います。与えられた同じ目標に対する仕事でも、こんな目標無理だよとかぶつくさいいながら取り組む人と、やってやるという前向きな気持ちで一生懸命に取り組む人ではおのずと結果に大きな違いが表れるものです。

 自分のやりたいことだけやって、やりたくないことは誰かに強制されないとやれない子は、大人になって仕事を始めても同じことをします。与えられた仕事に対して、自分の頭で考えて一生懸命に行動する人間と、上司の顔色を伺いながら仕方なく取り組む人間とどちらの方がより大きな成果を得られるでしょうか?

 誰かが手助けしてくれないと勉強できない子は、誰かが教えてくれなければ仕事が出来ない子になります。自分で考えることをせず、ただぼんやりとデスクに座っているような新入社員を見たことがある方もいると思います。

 子供たちにそんな大人になりたいかと聞くと、みんななりたく無いと言います。

 そうならないようにするためには、自分の頭で考えて問題を解決する能力を身につける必要があり、そのために勉強するのだという事をぜひお子さんにお話ししてあげてください。

 

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