いよいよ今年もあと残すところ4日になりました。
年が明けると中3生は受験直前、中2以下の学年は新学年が見え始めますね。
特に小6生は、小学校から中学校への進学というとても大きな節目を迎えます。小学校から中学校に通う場所が変わるだけと思いきや、勉強面だけでなく生活面でもがらりと変わります。
今日はそんな節目の小6生に向けて、勉強面で今のうちにやっておいた方がいいことを少しお話したいと思います。今日の内容は早く始めれば始めるほど、中学生になってからの苦労が減りますので、小6以下の人もぜひ参考にしてみてください。
小学校で勉強する内容で出来ていないと一番困るのは算数
・正負の数 ・文字式 ・比例反比例 ・図形の面積と体積
皆さんが中1になって勉強する内容は大まかにこんな感じです。それぞれ独立した全く別の単元に思えますが、実はすべての単元に共通していることがあります。しかも、それが出来ないとすべての単元で点数が殆ど取れません。
「計算」です。
足し算・引き算・掛け算・割り算・四則計算はすらすら出来ますか?
整数だけでなく、小数や分数の計算もすらすら出来るでしょうか?
分数の約分や通分、小数を分数に直したり、小数を分数に直したりすることがすらすら出来ますか?
学校で習ったときに出来たではなく「今出来るか」が重要です。
また、計算のスピードも重要です。自分のペースでゆっくりやれば出来る程度では全くダメです。
中1の最初の数学のテストでも、問題数は60問以上出ます。
50分のテストで60問以上です。
1つの計算に1分とかかかっていたら、時間内にテスト終わらないですよね。
中学の数学のテストで高得点を狙うのであれば、小学校で習ったすべての計算が「速く」「正確」に出来る必要があります。特に分数と小数の計算が怪しいと、中学校でどんなに一生懸命に公式や計算の方法を学んでも答えを出すことが出来ません。
中学校で数学が苦手な人のほぼ全員が、小学校で習った計算が出来ていません。
中学校では恐ろしいスピードで授業が進んでいきますし、分数の約分や通分の仕方、小数の計算の仕方、割り算なんてやりなおしてくれません。だから、「計算が出来ない」とか「計算が遅い」という事はとても大きな差になってしまいます。
小学生のうちに絶対にやっておいた方がいいこと
「計算力」をとにかく鍛えてください。
小学校でならった計算単元のテストがもし残っていたら見てみてください。もし、その時の点数が90点以下なら中学校の計算はかなり厳しいと思います。
もし90点以上でも、10問計算するのに5分以上かかっていたらとても遅いと思ってください。
整数・分数・小数の足し算、引き算、掛け算、割り算、四則計算をとにかく「速く」「正確」に自由自在に出来るようにしましょう。どうすれば出来るようになるか
解きまくるしかありません。
計算は訓練です。やればやるほど出来るようになる半面、やらなければ一生出来るようにはなりません。1時間で80~100問くらいの計算をミスなく出来るようになるまで特訓です。
10÷100 とか、0.01×1000を筆算しているようではダメです。
最初のうちは大変かもしれません。でも出来るようになりたいのならやるしかないのです。
さあ、昔やった計算ドリルを引っ張り出して、今から始めましょう!
もし、やり方を忘れてしまっているのであれば、誰かに聞くなり教科書を読みなおすなりしてもう一度やり直しましょう!
小6以下の皆さんは、中学生になって困る事の無いように、とにかく計算がしっかり出来るように日々練習をすることを心がけてください。
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