![]() |
![]() |
「馬を水辺に連れていくことは出来ても、水を飲ませることは出来ない」
こんな格言をご存知でしょうか?
これは、いくら馬に水を飲ませようと水辺に連れて行ったところで馬に水を飲む気がそもそも無いのであれば、水を飲ませることは出来ない。という意味なのですが、
入塾前の面談をしていると
「いつも口をすっぱくして勉強するように言ってるんです」「毎日〇時間は必ず机に向かう決まりを作ってます」
「毎晩付きっ切りで教えてます」
でも、
全然成績が変わらないどころか、むしろどんどん下がっていくので心配で来ました。
というご相談をよく受けます。
子供たちにそもそも水を飲む気が無い(勉強する気が無い)のであれば、周りがいくら怒ってみたり無理やり机に向かわせてみても結局はやっているフリになってしまい、知識という水を自ら飲むことは無いのです。
こういった場合に多くの人は「どうすれば勉強するようになるのか」といった事を考えがちですがそれは大きな間違いです。無理やり勉強させる方法をあれこれ考えるのではなく
「なぜ勉強しないのか」その原因を徹底的に掘り下げる必要があります。
「勉強しない」「勉強できない」原因がわかったら、その原因をまずは取り除いていきます。勉強しない原因をうやむやにしたままでやみくもに知識を詰め込もうとしたり、無理やり机に縛り付けてもかえって逆効果になります。
原因が取り除ければ、子供たちは自然と自分から机に向かうようになります。
とはいえ、今までの自分を変えていくのは大人だって大変な事です。
時には挫けそうになったり、投げ出したくなる時もあるでしょう。
そんな時に必要なのは、叱って無理やり机に縛り付けたり、むやみにたくさんの事を教え込んだりすることでは無く、子供たちがきちんとやり遂げられるよう「心の支え」になってあげる事です。
まずは小さなことからで構いません、大切なのは自分の力で出来たという成功体験を積み重ねていくことで、子供たちはやがて自分一人の力で勉強に向き合うようになっていき、成績は自然と上がっていきます。
頭がいいから勉強出来るとか、頭が悪いから勉強できないなんてことは、そもそも存在しないと思います。
だって、そんなことがもし本当なら、5教科の合計が100点以下の子が2年後に400点以上になったり、偏差値40代の子が偏差値20上げて進学校に進学したりなんてありえないですよね。
でも実際にそれを成し遂げた子供たちを何人も見てきています。
勉強出来る人をみて頭がいいって言ってるだけじゃないですか?
つまり頭がいいから勉強できるのではなく、勉強出来るから頭がいいって言われてるだけなんです。
そして勉強が出来る子に共通しているのが、みんな勉強しているっていう事です。
一生懸命に勉強している子と勉強以外のことに没頭している子の違いがあるだけで、もともとの頭の良さの違いなんて全く関係ありません。
ある程度は努力しているのに結果が出ていない場合は、やり方が間違っているか、量が足りていないだけです。
だから、勉強に対してきちんと向き合って、正しい努力を続けられれば
あなただってきっと勉強が出来るようになります。
勉強が出来るようになってくれば、つまらないとか面倒くさいというマイナスの思考から解放され、きっとわくわくしてくるでしょう。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |